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谷山洋三教授の終活

EOL Planning of Prof. Taniyama Yozo

バングラデシュ料理

  • 執筆者の写真: Yozo Taniyama
    Yozo Taniyama
  • 8月10日
  • 読了時間: 5分

NHKの密着取材の関係で、バングラデシュ料理を作る場面を撮影することになった。品数は3品:①バングラ式マッシュポテト(アル・ボッタ)、②身欠きニシンとカブの水煮(シュツキ・トルカリ)、③チキンのオイル煮(ムルギ・ブナ)。


お米は、無印良品で売っているバスマティ米(パキスタン産)を使った。一袋で2〜3人分なので扱いやすい。ジャスミン米(タイ産)も売っている。おかず(カレー)を作らないなら、無印良品のレトルトで充分楽しめる。


ちなみに、この写真はプロの指導と、プロ仕様の光源が入っています。



バングラ式マッシュポテト(Aru Borta)


バングラデシュでは庶民的な料理。ダカに住んでいた頃、友人宅の夕食に招待され、「何食べたい?」と聞かれて「アル・ボッタ」と答えたら、「そんな貧乏くさいの、お客さんに出せないよ」と言われた。それくらい庶民の味。私は大好きだけど。


この料理にはマスタードオイルが欠かせない。アジア系の食材店にはおいてあるはず。代用する場合は、サラダ油に練りカラシを混ぜるらしい。火を通すと風味が飛ぶので、煮込み料理に使うなら仕上げがよさそう。


材料(4人分)

·       ジャガイモ 大4個

·       ピーマン 中2個(青唐辛子の代用、辛くしないため)

·       タマネギ 中1/2個

·       塩 小さじ3

·       マスタードオイル 大さじ1〜2

·       お好みで ゆず胡椒


(1)ジャガイモを茹でる

(2)その間に、タマネギとピーマンを細かくみじん切り

(3)ジャガイモが茹で終わったらざるに空けて水を切り、ボウルに移す

(4)ジャガイモを潰す(バングラデシュでは素手で、やってた、、、熱いのに)

(5)タマネギ、ピーマン、塩、マスタードオイルをボウルに入れて、混ぜる


これで出来上がり

辛いものが好きな方は、個別にゆず胡椒で調整してください。


身欠きニシンとカブの水煮(Shutki Torkari)


ダカでは提示の祈りの時を告げる、モスクからのアッザーンだけでなく、時々「オー、シュツキー、シュツキー」という声を張り上げた行商の声が聞こえた。魚の干物を売る声である。チッタゴンでは、マーケットでもよく干物を見かけた。日本で代用するなら、鱈の干物か身欠きニシンが最適だと思う。出汁であり、タンパク源でもある魚の干物を、一緒に煮込む野菜に味付けをする。ぶり大根やちゃんちゃん焼きのようなイメージだろうか、日本では味付けは醤油か味噌だが、バングラデシュではスパイスと塩を使う。干物と一緒に煮込む野菜は、冬瓜、大根、キャベツ、カリフラワー、ジャガイモ、青パパイヤなどが代表的だった。


トルカリは、油が少ない煮込みというか水煮というか、スープカレーのようなもの。そもそもインディカ米はパサパサなので、おかずにはある程度の水気が必須。現地では「ダル・バット・シェシュ(ダルとご飯で終わり=充分ということ)」と言われるように、ダルという豆のスープは味噌汁のような位置づけ。タンパク質も繊維質もとれるし、確かにそれだけでいいかもしれない。


材料(4人分)

·       身欠きニシン 6本

·       カブ 中4個(茎や葉も刻んで入れる)

·       タマネギ 中1/2個

·       ニンニク 3片

·       ショウガ 3片 

·       ターメリック 小さじ1

·       クミン 小さじ1

·       コリアンダー 小さじ1

·       ガラムマサラ 小さじ1/3

·       塩 小さじ2

·       米油 小さじ2(サラダ油でいいけど、うちでは米油を使っている)

·       水 1/4カップ、1/2カップ

·       お好みで ゆず胡椒


(1)タマネギ、ニンニク、ショウガをみじん切り

(2)カブとニシンを一口大に切る(エラ骨の辺りは食べにくいので、出汁パックやネットに入れて一緒に煮込むと、味が出て、しかも取り出しやすい)

(3)タマネギを油で炒める(中火で5〜10分)

(4)タマネギがキツネ色になったら、ニンニクとショウガを入れて更に炒める

(5)スパイスを入れて香りを立たせる(塩は同時でも構わない)

(6)水1/4カップを加えてフタをする(1分程度)

(7)水1/2カップを加えて、カブ(根の部分)を煮込む

(8)カブ(根)に火が通ったら、ニシンとカブの茎と葉を入れる

(9)火が通ったら味見をして、塩味を整える


これで出来上がり

辛いものが好きな方は、個別にゆず胡椒で調整してください。


チキンのオイル煮(Murgi Bhuna)


「オイル煮」と表現してみたが、「油煮込み」の方が適切かも。今日はいつもよりも油多めだったが、それでも本場の作り方に比べると、油の量は1/5くらいだと思う。作っている途中のイメージはアヒージョだが、出来上がりはあまり油を感じない。スパイスマジックか?


ブナというオイル煮はごちそう。牛肉でも、マトンでも、魚でも、そして仏教徒は豚肉が好きで、「シュコル・ブナ」は豚の脂が溶け出して、かなり脂っこい。それよりは、チキンの方が食べやすい。静岡の「でぃるせ」で時々食べられる、鯛の頭のカレーは、おそらくブナ(未確認)。最高に美味しい。


材料(4人分)

·       鶏肉 500〜700g(一部でいいので手羽元や手羽中を入れる)

·       タマネギ 中1個

·       ニンニク 3片

·       ショウガ 3片 

·       ターメリック 小さじ2

·       クミン 小さじ2

·       コリアンダー 小さじ2

·       ガラムマサラ 小さじ1

·       塩 小さじ2

·       米油 大さじ2(サラダ油でいいけど、うちでは米油を使っている)

·       水 1/4カップ

·       トマトジュース 1/2カップ

·       お好みで ゆず胡椒


(1)タマネギ、ニンニク、ショウガをみじん切り

(2)鶏肉は一口大に切る

(3)タマネギを油で炒める(中火で5〜10分)

(4)タマネギがキツネ色になったら、ニンニクとショウガを入れて更に炒める

(5)スパイスを入れて香りを立たせる(塩は同時でも構わない)

(6)水1/4カップを加えてフタをする(1分程度)

(7)鶏肉を加えて軽く炒める

(8)鶏肉の表面の色が変わったらトマトジュースを加えて、更に煮込む(15分くらい)

 

これで出来上がり

辛いものが好きな方は、個別にゆず胡椒で調整してください。


チャイとパイナップルラッシー


インド系のレストランには、マンゴーラッシーやチャイが付きもの。バングラデシュでは「chai(チャイ)」ではなく「cha(チャというよりはサに聞こえる)」と言う。無印良品のパウダータイプで充分に美味しい。


ラッシーを家庭で作るのは、実はとっても簡単。プロテインドリンク用のシェイカーがあれば、もっと簡単。100%ジュースとヨーグルト(無糖)を1:1の割合で混ぜるだけ。最近はマンゴージュースが手に入りにくいので、今日はパイナップルジュースにした。

 
 
 

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